ボルボ・カー 浦和

SDGsについて考えてみよう

2023.06.16 NEWS

皆様こんにちは!!

 

さて、突然ですがクイズです。

「おせんべいみたいにしょっぱくて、ひらひらしているおかし」とは

何のことだと思いますか?

 

 

答えは、ポテトチップス

 

SRA田端は正解☆

 

これはある日ポテトチップスが食べたくて、でも名前は知らない

ムスメがワタシに言った言葉です。

 

最初頭の中が????で埋まりましたが、

ひらめきました!!

イヤ、でもですね。ひらめいたには理由が・・・

「パパがいつも食べてる」このワードですぐにわかりました(笑)

 

今日はそんなポテトチップスのお話。

ボルボに携わっておりますと、環境問題について考える機会がたくさんあります。

その中でワタシが気になったのがパーム油。

シャンプーや石けんなどにも使われていますが

その大部分は食品に使用されています。

パーム油と聞くと、あまり聞かないので自分の食べているものには

使われていないような気がしますが、

それは別名で記載されていることが多いから。

植物油、植物油脂、ショートニング、グリセリン、界面活性剤など

こう聞くと身近に溢れていませんか?

 

このパーム油が世界中で幅広く使用されるとどんな問題が起きるのか。

いくつか挙げてみます。

●熱帯雨林への影響

●泥炭地への影響、森林泥炭火災の発生

●野生動物に与える影響

●人への影響

 

パーム油の原料となるアブラヤシでは熱帯林ほどのCO2は吸収できません。

そして、熱帯林近くの泥炭地をアブラヤシ農園にする際に燃やすので

大量の温室効果ガス(二酸化炭素など)を放出したり、火災の危険があります。

もちろん熱帯林で暮らす野生動物への影響は避けられません。

そして、そこで働く人たちは児童労働や、強制労働などを強いられ

働く環境は劣悪です。

 

そこで、環境や地域社会に配慮した『持続可能なパーム油』の生産が必要となります。

これを実現するための一つとして、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)

という国際組織が設立されました。

RSPOには、生産現場を対象としたP&C認証制度と、製造・加工・流通過程を対象とした

SCCS認証制度があり、認証パーム油を原料とした商品にはRSPOマークを

付けることができます。

 

 

早速休憩時間にショールーム近くのOKストアで調査。

パッケージの裏面を確認しながら見ていると・・・

ありました!!RSPOマークの付いた商品。

今回、棚にある商品を片っ端から調査しましたが、まだまだRSPOマークの

付いている商品は少なく・・・

でも、「おせんべいみたいにしょっぱくて、ひらひらしたおかし」にも

RSPOマークは付いてますので、今度から購入時には確認したいと思います。

 

 

購入する商品を選択することで環境や貧困の方が守られるなら、

ワタシにもすぐにできる!!

 

ボルボに携わる人は全世界に一体何人いるのだろう。

そのみんながRSPOマーク付きの商品を選んだら?

 

なんだか急に目標がより身近に感じませんか。

そして、自分にはできないと思っていた環境を守る活動、SDGsへの取り組みが

実は身近なものだと気づきました。

皆様にも、『できることから少しづつ』をご一緒に実行してみませんか。

 

今日はSDGsについてお話をいたしました。