SDGsについて考えてみよう
皆様こんにちは!!
さて、突然ですがクイズです。
「おせんべいみたいにしょっぱくて、ひらひらしているおかし」とは
何のことだと思いますか?
答えは、ポテトチップス
SRA田端は正解☆
これはある日ポテトチップスが食べたくて、でも名前は知らない
ムスメがワタシに言った言葉です。
最初頭の中が????で埋まりましたが、
ひらめきました!!
イヤ、でもですね。ひらめいたには理由が・・・
「パパがいつも食べてる」このワードですぐにわかりました(笑)
今日はそんなポテトチップスのお話。
ボルボに携わっておりますと、環境問題について考える機会がたくさんあります。
その中でワタシが気になったのがパーム油。
シャンプーや石けんなどにも使われていますが
その大部分は食品に使用されています。
パーム油と聞くと、あまり聞かないので自分の食べているものには
使われていないような気がしますが、
それは別名で記載されていることが多いから。
植物油、植物油脂、ショートニング、グリセリン、界面活性剤など
こう聞くと身近に溢れていませんか?
このパーム油が世界中で幅広く使用されるとどんな問題が起きるのか。
いくつか挙げてみます。
●熱帯雨林への影響
●泥炭地への影響、森林泥炭火災の発生
●野生動物に与える影響
●人への影響
パーム油の原料となるアブラヤシでは熱帯林ほどのCO2は吸収できません。
そして、熱帯林近くの泥炭地をアブラヤシ農園にする際に燃やすので
大量の温室効果ガス(二酸化炭素など)を放出したり、火災の危険があります。
もちろん熱帯林で暮らす野生動物への影響は避けられません。
そして、そこで働く人たちは児童労働や、強制労働などを強いられ
働く環境は劣悪です。
そこで、環境や地域社会に配慮した『持続可能なパーム油』の生産が必要となります。
これを実現するための一つとして、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)
という国際組織が設立されました。
RSPOには、生産現場を対象としたP&C認証制度と、製造・加工・流通過程を対象とした
SCCS認証制度があり、認証パーム油を原料とした商品にはRSPOマークを
付けることができます。
早速休憩時間にショールーム近くのOKストアで調査。
パッケージの裏面を確認しながら見ていると・・・
ありました!!RSPOマークの付いた商品。
今回、棚にある商品を片っ端から調査しましたが、まだまだRSPOマークの
付いている商品は少なく・・・
でも、「おせんべいみたいにしょっぱくて、ひらひらしたおかし」にも
RSPOマークは付いてますので、今度から購入時には確認したいと思います。
購入する商品を選択することで環境や貧困の方が守られるなら、
ワタシにもすぐにできる!!
ボルボに携わる人は全世界に一体何人いるのだろう。
そのみんながRSPOマーク付きの商品を選んだら?
なんだか急に目標がより身近に感じませんか。
そして、自分にはできないと思っていた環境を守る活動、SDGsへの取り組みが
実は身近なものだと気づきました。
皆様にも、『できることから少しづつ』をご一緒に実行してみませんか。
今日はSDGsについてお話をいたしました。